【DOJ報告】カンボジアの詐欺コンパウンドは「垂直統合型の詐欺工場」、その実態と人身売買の闇

「詐欺工場」で働かされる人々の真実
NGOでボランティア活動をしている中で、カンボジアの詐欺コンパウンドから救出された被害者の話を聞く機会がありました。米国司法省(DOJ)が「垂直統合型の詐欺工場」と呼ぶその実態は、想像を絶するものでした。
DOJの表現:垂直統合型の詐欺工場
DOJがこの表現を使ったのには理由があります。これらの施設は工場のように全工程を一箇所で管理しています。
- 採用:求人広告で労働者をおびき寄せ(またはそのまま拉致)
- 訓練:詐欺の手口やトークスクリプトの研修
- 実行:一日数百件の電話やメッセージを送信
- 資金回収:暗号資産での送金受取と洗浄
人身売買の実態
チェン・ジーの逮捕後、数千人の労働者がコンパウンドから解放されました。彼らの多くは以下のような経緯でそこにいました。
- 「高給の仕事がある」という偽の求人広告に応募
- 到着後にパスポートを没収され強制的に詐欺に従事
- 逃亡を試みると暴力や拷問を受ける
- 一日のノルマを達成できないと食事を抜かれる
詐欺被害の裏にある二重の被害
この問題は、日本の詐欺被害者だけでなく、詐欺を強制されている労働者も被害者だという点が重要です。電話の向こうで詐欺をしている人物自身が、暴力と恐怖の中に置かれているのです。
私たちにできること
- 詐欺被害に遭った場合は人身売買の情報も含めて通報する
- 海外での「高給求人」には細心の注意を払う
- 不審な求人情報を見つけたら警察や大使館に情報提供する
📞 被害相談窓口
私自身も過去に詐欺被害に遭い、一人で抱え込んでしまった経験があります。今は専門のスタッフが無料でご相談に応じています。一人で悩まないでください。
LINE: zh2685
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